【プリティプリマ 構築】オドリボン・コータススイッチ
まえがき
出典:https://3ds.pokemon-gl.com/
こんにちは。Nokuroです。
今回も前回に引き続きプリティプリマについての記事となります。
このパーティを組むにあたり注意したこと、考えたことを書いてみました。
どうか最後までお付き合いください。
それではどうぞ。
使用構築
出典:https://3ds.pokemon-gl.com/
このルールで最も強いと個人的に考えているコータスを軸に、VGC17ルールでも有名なドレディアコータスオドリドリ、フェローチェオドリドリの組み合わせを参考に作成した。
はじめはキレイハナで回していたが、素の素早さが低く、ようりょくそを発動させてもメジャーなポケモンのスカーフで上を取られてしまう点が弱いと感じたため、採用には至らなかった。そこで、今回は初手からオドリドリと並べられて素早さも高いアブリボンを選択。
残りの枠には、オドリドリと横の相性がいいドリュウズ、ほのお技を受けることができるマリルリ、トリックルームが使えて器用に立ち回れるミミッキュを入れた。
個別解説
オドリドリ(ぱちぱちスタイル)@ヒコウZ
151-*-90-150-90-159
特性:おどりこ
技:まもる / おいかぜ / ぼうふう / めざめるダンス
主な役割対象:カミツルギ、マリルリ、トリトドン、モロバレル、ルチャブル
先発で選出するポケモン。
横はアブリボン、ドリュウズのうち、相手のパーティにより刺さっている方を選出する。
アブリボンのちょうのまい+おどりこで火力をあげてから攻撃したり、ドリュウズのじめん技と合わせて幅広い相手に対応することができる。
コータスが苦手とするみずタイプのポケモンやドリュウズが苦手とするカミツルギに強い。
<攻撃>
C1↑ぼうふうZ:218-102 トリトドン→確定1発 105%~124.3%
C1↑めざめるダンス:207-100 マリルリ→確定1発 111.1%~131.4%
めざめるダンス:153-83 ルチャブル→確定1発 121.5%~142.4%
<防御>
(D1↑)もくたんC150コータスのダブルダメージふんか→確定2発 84.1%~99.3%
(晴れ)A112 A6↑ちからもちマリルリのアクアジェット→確定2発 73.5%~87.4%
135-*-81-147-90-193
特性:りんぷん
技:まもる / ちょうのまい / エナジーボール / めざめるパワー(ほのお)
オドリドリと合わせて初手に選出するポケモン。
ドリュウズで対応できないコータス+ようりょくそに対して選出する。
オドリドリの火力、耐久、素早さを強化したり、めざめるパワーでカミツルギを縛ることができる点が強みだが、選出を誤ると置物と化すので注意が必要。
特性はスイートベールとで最後まで迷ったが、怯みによる事故を減らすためりんぷんを選択した。
<攻撃>
C1↑エナジーボール:218-102 トリトドン→確定1発 133.9%~159.6%
C1↑エナジーボール:207-100 マリルリ→確定2発 72.4%~85.9%
めざめるパワー:134-51 カミツルギ→確定1発 197%~232.8%
ミミッキュ@メンタルハーブ
161-130-125-*-125-116
特性:ばけのかわ
技:トリックルーム / つるぎのまい / かげうち / じゃれつく
トリックルーム始動要員。
つるぎのまいを採用することで、高耐久・低火力のポケモンに役割を持たせている。
かげうちは先発のポケモンで削りきれなかった場合に使用。
ちょうはつを受けやすいポケモンなので、メンタルハーブが活きる場面は多い。
<攻撃>
A4↑じゃれつく:192-110 しんかのきせきポリゴン2→確定2発 62.5%~73.9%
A2↑じゃれつく:218-88 トリトドン→確定2発 51.3%~60.5%
A2↑じゃれつく:202-130 ブラッキー→確定1発 100.9%~119.8%
<防御>
A187 ドリュウズのアイアンヘッド→乱数1発 (6.3%) 83.2%~100.6%
A187 ドリュウズのダブルダメージじしん→確定3発 39.1%~46.5%
A172 ベトベトン(アローラ)のどくづき→確定3発 39.1%~46.5%
159-*-160-139-119-40
特性:ひでり
技:まもる / だいちのちから / かえんほうしゃ / ふんか
トリル下のエースポケモン。
ほのお技の通りがいいルールだが、それゆえメタられまくっているポケモンなので慎重に扱う必要がある。
ぼうじんゴーグルはキノコのほうしやねむりごな、いかりのこなを無視して攻撃するため。火力アップアイテムをもたせた方がいいような気もするが、このアイテムのおかげで拾えた試合もそこそこあったのでこれで正解な気がする。
個人的にコータスはD方面に努力値を厚く振るほうが、安定性が増して使いやすいと感じた。
Sに下降補正をかけていないのは、トリル展開をしない場合でも選出したい場面が多々あったため。
<攻撃>
(晴れ)ダブルダメージふんか:221-100 オッカのみモロバレル→60.1%~71%
(晴れ)ダブルダメージふんか:177-90 コータス→確定3発 40.6%~48.5%
(晴れ)かえんほうしゃ:221-100 オッカのみモロバレル→48.8%~57.4%
だいちのちから:177-90 コータス→確定2発 59.8%~71.1%
<防御>
C158 トリトドンのだいちのちから→乱数1発 (6.3%) 84.2%~101.8%
(晴れ)A110 マリルリのたきのぼり→確定3発 38.9%~46.5%
201-110-100-*-109-70
特性:ちからもち
技 :アクアジェット / たきのぼり / はたきおとす / ばかぢから
後発で選出し、ほのお技を受けるポケモン。
相手のコータストリパに対して、コータスとともに選出することが多い。コータスの技構成は基本的に、ふんか、ほのお技、(だいちのちからorソーラビーム)、まもるなので、マリルリとコータスのどちらかで止めることができると考えていた。
持ち物はオボンのみとで迷ったが、特殊技を受ける機会の方が多いことから、とつげきチョッキを選択。
ばかぢからは、相手のドリュウズ+トリトドンの並びでよびみずを無視して、ドリュウズを落とすため。
<攻撃>
たきのぼり:167-110 シャンデラ→確定1発 108.9%~129.3%
たきのぼり:185-80 ドリュウズ→確定1発 134%~158.9%
(晴れ)たきのぼり:177-160 コータス→確定3発 35%~41.8%
はたきおとす:167-110 シャンデラ→乱数1発 (25%) 87.4%~104.1%
アクアジェット:167-110 シャンデラ→確定2発 55%~65.8%
ばかぢから:185-80 ドリュウズ→確定1発 134%~158.9%
<防御>
C187 てきおうりょくポリゴンZのはかいこうせんZ→乱数1発 (6.3%) 85.5%~101.4%
C216 シャンデラのシャドーボール→乱数3発 (29.8%) 29.8%~35.8%
A187 命の珠ドリュウズのアイアンヘッド→確定2発 53.4%~63.7%
A187 ドリュウズのアイアンヘッド→確定3発 41.1%~49%
185-187-81-*-85-154(231)
特性:かたやぶり
技:じしん / ドリルライナー / いわなだれ / アイアンヘッド
主な役割対象:ドリュウズ、コータス、シャンデラ、ライチュウ、ミミッキュ、ベトベトン
オドリドリと一緒に先発で選出することが多いポケモン。
ひこう+じめんの技の通りは大変よく、スカーフじしんとぼうふうZをしているだけでも強い。
特性のかたやぶりは、ばけのかわやふゆうを意識。
道具は、同族対決が多いポケモンなので、ミラーを意識してこだわりスカーフを持たせた。
<攻撃>
ダブルダメージじしん:212-95 ベトベトン(アローラ)→確定2発 79.2%~93.3%
ダブルダメージじしん:177-160 コータス→確定2発 57.6%~67.7%
ダブルダメージじしん:167-110 シャンデラ→乱数1発 (12.5%) 86.2%~101.7%
ドリルライナー:212-95 ベトベトン(アローラ)→乱数1発 (6.3%) 84.9%~100%
ドリルライナー:177-160 コータス→確定2発 61%~72.3%
ドリルライナー:167-110 シャンデラ→乱数1発 (56.3%) 91%~108.9%
アイアンヘッド:162-100 ミミッキュ→確定1発 103.7%~123.4%
<防御>
A112 ちからもちマリルリのアクアジェット→確定2発 68.1%~81%
(晴れ)A112 ちからもちマリルリのアクアジェット→確定3発 33.5%~40%
(晴れ)A112 ちからもちマリルリのたきのぼり→確定2発 65.9%~78.9%
基本選出
飛行技の通りが良いとき。
相手のはがね枠がカミツルギの場合は、選出の優先度は高くなる。
基本的にアブリボンはちょうのまい、オドリドリは攻撃技を選択する。オドリドリは素の火力は心もとないが積むことができれば十分な火力は出る。
有名なコンボなので、先制技+スカーフによる攻撃でアブリボンがちょうのまいを使う前に落とされてしまうことも多々あった。
幅広く対応したいとき、ひこう技の通りが良くない場合。
基本的にオドリドリはぼうふうZもしくはめざめるダンス、ドリュウズはじしんを選択する。高耐久のポケモン以外はほぼ処理できる点が強み。
パーティにフェアリーが3体とはがねタイプを誘いやすいので、相手の初手にドリュウズが出てきがち。その場合は味方のドリュウズが落とされた場合のリスクを減らしながら動かす。
先発は9割この2パターンで、相手のパーティをみて選出。後発は相性補完を考えて選択する。
あとがき
オドリドリは環境にかなり刺さっていたポケモンで、選んで正解だったと思います。一方、ぼうふうの命中率に悩まされる場面も多く、精神的な負担がかなりありました。
1回くらいなら外してもなんとか立て直せるが、2回以上外すとほぼ負け。その点がこの構築の一番の弱点です。
命中安定技で構築を組むことの大切さを改めて思い知らされた大会でした。
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参考サイト
Pokémon Global Link:https://3ds.pokemon-gl.com/
ポケモン対戦考察まとめWiki:http://pokemon-wiki.net/
Pokémon Showdown:http://pokemonshowdown.com/